偏頭痛の対処法|辛い痛みを急速ブロック開始

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鼓動に合わせた頭の痛み

医療

血管の拡張が原因

体では血液が流れることで、ドクンドクンという鼓動が発生しますが、その鼓動に合わせてズキンズキンと響くような痛みが頭に生じることがあります。これがいわゆる偏頭痛で、左右あるいは両側の、こめかみの周辺に発生することが多いです。偏頭痛の原因は、頭の血管が拡張することにあります。血管が広がれば、その分多くの血液が流れることになるのですが、その刺激が神経に伝わることで、頭痛が生じるのです。血液が流れるたびに刺激が神経に伝わるので、そのため鼓動に合わせた痛みとなるわけです。血管の拡張が原因ですから、その状態を改善することで、偏頭痛の症状は和らいでいきます。そしてそのために内科では、血管を収縮させる作用のある薬が処方されています。市販の鎮痛剤によっても、痛みが軽減されることが多いのですが、この場合は痛みが抑えられても血管は拡張したままです。そのため痛みが再び生じることもあるのですが、血管を収縮させる薬なら、血管の拡張という原因がなくなるわけですから、より高い効果が期待できるのです。また、血管はカフェインの摂取によっても収縮しやすくなります。そのためカフェインが含まれているコーヒーやココアなどの飲み物を飲むことも、偏頭痛の解消には有効とされています。

根本的な解消のために

また、偏頭痛の治療は精神科や心療内科でもおこなわれています。そもそも血管がなぜ拡張するのかというと、その原因のひとつは、神経伝達物質のセロトニンの分泌異常にあります。セロトニンは、気持ちを落ち着ける働きをする神経伝達物質なので、緊張や怒りで気持ちが高ぶった時に分泌されやすくなります。緊張や怒りによって鼓動が激しくなることもあるのですが、セロトニンは血管を収縮させる働きもするので、それにより鼓動は落ち着いていきます。それと同時に精神状態は安定しやすくなるのですが、すると過剰に分泌されたセロトニンは不要となり、自然に消えていきます。多く分泌されたものが急激に減っていくので、それにより血管は一気に拡張します。それが、偏頭痛の原因となることもあるのです。そのため精神科や心療内科では、ストレスを和らげるためのカウンセリングや薬物療法がおこなわれています。これによりストレスが軽減されれば、セロトニンの分泌量が安定し、偏頭痛は起こりにくくなるのです。先述したような、拡張した血管を収縮させる薬も治療には有効ですが、薬の効果が切れれば、血管は再び拡張しやすくなります。しかし精神科や心療内科での治療を受ければ、そもそも血管が拡張しにくくなります。そのため偏頭痛の根本的な解消に有効ということで、多くの人が受けています。